2013/10/31 【MtG】《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》はマーフォークのエースとなるか【n番煎じ】
2013年10月31日 Magic: the Gathering コメント (2)
(※11/03 名称を誤っていた為、修正しました)
ドーモ、Lukeです。
マーフォークに《思考掃き/Thought Scour》で《不可思議/Wonder》を落として空飛ぶ島渡りデッキを考えてたけどそんなに強くなかった(知ってた
11月にも発売される《統率者セット2013》に収録されたカードの中で、巷でヤバイと噂されている《真の名の宿敵/Identity Nemesis》。
今更ながら、N番煎じの考察の真似事を私もやってみようということで。
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まずはテキスト確認を。
封入セットの関係からして、こいつの主戦場はレガシー以下の環境だろう。
特筆すべきはプロテクション(プレイヤー) である。この一文が際立っている。
《大祖始/Progenitus》同様に、相手の呪文を避けつつ殴れるアタッカーだということを示している。
レガシーで良く見られる《剣を鍬に/Swords to Plowshares》や《稲妻/Lightning Bolt》、《突然の衰微/Abrupt Decay》などといった単体除去を躱せる点が強力だ。
クリーチャータイプがマーフォークであることから、種族によるシナジーを受けることによって強力な化け物へと変貌するだろう。
別に種族がマーフォークでなくともプロテクションのおかげで如何なくパワーを発揮できるだろう。
また、青マナを参照することから、レガシーの鉄板カウンター《Force of Will》の追放カードとして使えたり、
スタンダードで流行した『青単信心』のメカニズムにも相性が良さそうだ。
ただ、先人が色々と指摘しているように、欠点がない訳ではない。
強力なプロテクションを持っているとはいえ、全体除去や布告除去には太刀打ちできない。(ルール合ってますよね…?)
よって、《破滅的な行為/Pernicious Deed》や《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》といったカードに処理されてしまう。
タフネスが1と言う点も不安で、《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》のようなマイナス修正カードで落とされてしまうことも。
また、レガシーの青色を含むデッキの3マナ域には強力なライバルが存在する点も良く語られている。
良く例に挙げられるのは《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》と《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》だ。
だが、これに関してはそれぞれのカードの使い方が異なってくる為、デッキによって棲み分けされて然るべきものだと私は思う。
トラフトも呪禁持ちで安全に6点を刻めるパワーカードだが、トラフト自身がチャンプブロックで落ちてしまう点と、そもそも白青の多色カードである点で異なっている。
トラフトはアタッククリーチャーであって、宿敵はブロックにも回れるミッドフィールダー的なクリーチャーだと私は捉えている。
ヴェンディは瞬速で召喚できる、ハンド阻害の出来る飛行クリーチャーとして有名で、場に出す際も出してからも活躍できるカードだ。
一方で宿敵は場に出てから本領を発揮する。が、それだけだ。よって、ヴェンディリオンの方がコントロール性もあって汎用的で、宿敵はビート寄りの性能だといっても良いはずだ。
不肖、レガシーでマーフォークデッキを組んでいる私としては是非とも集めて採用したいカードだ。
だが、私的にネックなのがマーフォークの『3マナ域』である点だ。
一般にマーフォークデッキは《霊気の薬瓶/AEther Vial》を採用する型が多い。相手に阻害されずにロードを展開出来るからだ。
《アトランティスの王/Lord of Atlantis》を筆頭に多くのマーフォークは2マナ域に存在するため、バイアル設置から展開までに3ターンを要する。
だが宿敵は、バイアルから展開するまでに4ターンを必要としてしまう。1ターンの攻防がゲームに大きく左右するレガシーでの1テンポロスは正直辛い。
とはいえ、このカードの存在が、マーフォークの可能性を広げてくれたことには変わりない。
価格は、《漁る軟泥/Scavenging Ooze》の前例もあるが、デッキを選ぶため、2000~3000円程度の相場で推移してくれることを期待している。
末筆ながら、『マーフォークデッキ研究のパイオニアであるsilvergill氏からDNリンクして頂いた!嬉しい!』との一心で書き始めた当記事だが、内容のほとんどが『既に分かりきっていること』であり、ここまで書いてもやっぱり何が主張したかったのか自分でもさっぱりなのであった。
お粗末な当記事を最後まで読了して頂いた読者の諸兄には感謝を述べ、結びとさせて頂く。
ドーモ、Lukeです。
マーフォークに《思考掃き/Thought Scour》で《不可思議/Wonder》を落として空飛ぶ島渡りデッキを考えてたけどそんなに強くなかった(知ってた
11月にも発売される《統率者セット2013》に収録されたカードの中で、巷でヤバイと噂されている《真の名の宿敵/Identity Nemesis》。
今更ながら、N番煎じの考察の真似事を私もやってみようということで。
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まずはテキスト確認を。
《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》 (1)(青)(青)
クリーチャー ―― マーフォーク・ならず者
~が戦場に出るに際し、プレイヤーを1人選ぶ。
~はプロテクション(選ばれたプレイヤー)を持つ。
(このクリーチャーは選ばれたプレイヤーがコントロールするあらゆるものによって、ブロックされず、対象にならず、ダメージを与えられず、エンチャントされない。)
3/1
封入セットの関係からして、こいつの主戦場はレガシー以下の環境だろう。
特筆すべきはプロテクション(プレイヤー) である。この一文が際立っている。
《大祖始/Progenitus》同様に、相手の呪文を避けつつ殴れるアタッカーだということを示している。
レガシーで良く見られる《剣を鍬に/Swords to Plowshares》や《稲妻/Lightning Bolt》、《突然の衰微/Abrupt Decay》などといった単体除去を躱せる点が強力だ。
クリーチャータイプがマーフォークであることから、種族によるシナジーを受けることによって強力な化け物へと変貌するだろう。
別に種族がマーフォークでなくともプロテクションのおかげで如何なくパワーを発揮できるだろう。
また、青マナを参照することから、レガシーの鉄板カウンター《Force of Will》の追放カードとして使えたり、
スタンダードで流行した『青単信心』のメカニズムにも相性が良さそうだ。
ただ、先人が色々と指摘しているように、欠点がない訳ではない。
強力なプロテクションを持っているとはいえ、全体除去や布告除去には太刀打ちできない。(ルール合ってますよね…?)
よって、《破滅的な行為/Pernicious Deed》や《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》といったカードに処理されてしまう。
タフネスが1と言う点も不安で、《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》のようなマイナス修正カードで落とされてしまうことも。
また、レガシーの青色を含むデッキの3マナ域には強力なライバルが存在する点も良く語られている。
良く例に挙げられるのは《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》と《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》だ。
だが、これに関してはそれぞれのカードの使い方が異なってくる為、デッキによって棲み分けされて然るべきものだと私は思う。
トラフトも呪禁持ちで安全に6点を刻めるパワーカードだが、トラフト自身がチャンプブロックで落ちてしまう点と、そもそも白青の多色カードである点で異なっている。
トラフトはアタッククリーチャーであって、宿敵はブロックにも回れるミッドフィールダー的なクリーチャーだと私は捉えている。
ヴェンディは瞬速で召喚できる、ハンド阻害の出来る飛行クリーチャーとして有名で、場に出す際も出してからも活躍できるカードだ。
一方で宿敵は場に出てから本領を発揮する。が、それだけだ。よって、ヴェンディリオンの方がコントロール性もあって汎用的で、宿敵はビート寄りの性能だといっても良いはずだ。
不肖、レガシーでマーフォークデッキを組んでいる私としては是非とも集めて採用したいカードだ。
だが、私的にネックなのがマーフォークの『3マナ域』である点だ。
一般にマーフォークデッキは《霊気の薬瓶/AEther Vial》を採用する型が多い。相手に阻害されずにロードを展開出来るからだ。
《アトランティスの王/Lord of Atlantis》を筆頭に多くのマーフォークは2マナ域に存在するため、バイアル設置から展開までに3ターンを要する。
だが宿敵は、バイアルから展開するまでに4ターンを必要としてしまう。1ターンの攻防がゲームに大きく左右するレガシーでの1テンポロスは正直辛い。
とはいえ、このカードの存在が、マーフォークの可能性を広げてくれたことには変わりない。
価格は、《漁る軟泥/Scavenging Ooze》の前例もあるが、デッキを選ぶため、2000~3000円程度の相場で推移してくれることを期待している。
末筆ながら、『マーフォークデッキ研究のパイオニアであるsilvergill氏からDNリンクして頂いた!嬉しい!』との一心で書き始めた当記事だが、内容のほとんどが『既に分かりきっていること』であり、ここまで書いてもやっぱり何が主張したかったのか自分でもさっぱりなのであった。
お粗末な当記事を最後まで読了して頂いた読者の諸兄には感謝を述べ、結びとさせて頂く。
コメント
さて、統率者セット発売されましたが、初日にして封入されているジェレーヴァのBOXは5,000程度の価格で取引され(11/1 難波BIG MAGICにて確認)
《真の名の宿敵/Identity Nemesis》は単体でトリム平均4,410で推移していることが判明しました(Wisdom Guildサイトより)
先見の明がなさすぎるゴミ記事乙(
………どうすっかなー 集めるのは確定だけどお金ないしなー
名称が間違っていたようで、《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》が正しいようです。
失礼致しました